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Clair de lune

手仕事で綴る日々の暮らし・・・
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03.29.23:45

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  • 03/29/23:45

07.29.20:02

イギリス旅日記5

7月15日(木)

湖水地方のウィンダミアを後にして、イングランドでいちばん中世の面影を
残すといわれるチェスターに向かいます。

羊や牛、たまに馬が草を食む田園風景を見ながら、バスで2時間半の道のりです。




ローマ時代にまで遡るといわれるチェスターの町は周囲を城壁に囲まれ、4つの門と
4つの通りがあり、その交差する部分がザ・クロスと呼ばれる町の中心になります。







































19世紀にイーストゲートに付け加えられた時計はチェスターのシンボルとなっています。

































ロウズと呼ばれる木組みの商店街です。中世から続くこの伝統的な建物の上階部分は
回廊のように繋がっていて、雨に濡れずに買い物ができるようになっています。





昼食後さらに3時間ほど南に下り、シェイクスピアの生家があることで有名な
ストラトフォード・アポン・エイヴォンに向かいます。































こちらが1564年4月23日に生まれたといわれるシェイクスピアの生家です。
父親は皮革業を営む裕福な商人で、中に入ると当時の暮しが垣間見られます。



37編の戯曲と3編の詩集を残した彼は1613年にふたたびこの地に戻り、
1616年にその生涯を閉じたといわれています。































13世紀に建てられたホーリー・トリニティ教会の内陣には彼の墓があります。
(青い線で囲まれたところ)



こちらは彼の妻アン・ハザウェイが結婚前に家族と住んでいた家です。
ふたりが結婚したのは1582年、彼が18歳、彼女が26歳のときでした。
































ハザウェイ家はかなり大きな農家で、立派な茅葺き屋根とチューダー朝様式が
美しい調和を見せています。

残念ながら開館時間が過ぎていて中は見られませんでした。





この日の宿は「メルキュール・シェイクスピア」です。木組み造りの外観が素敵ですが
中も古めかしくて、黒塗りの太い梁、かしいでいる床など16世紀に戻ったような趣です。







































ちなみに各部屋には戯曲のタイトルにちなんだ名前が付けられていて、
私のお部屋は As You Like It 「お気に召すまま」でした。





夕食はホテルのレストランで名物のローストビーフとヨークシャープディングを・・・

実際は室内が少し暗かったので、なにやら黒々とした小山のようなものが載った
お皿が運ばれてくると、みんなギョッとして・・・



























 



ローストビーフの上に載っているのがヨークシャープディングですが、
シュークリームの皮のようなもので、ソースをつけて食べると美味しかったです。

付け合せは小粒のジャガイモを揚げたものと、色々な温野菜が別に大皿で
出ましたが、ジャガイモが美味しくて、珍しくお代わりをしてしまいました。


さすがフランス系のホテルはお食事が美味しいようです。





旅も半ばを過ぎ、明日はコッツウォルズを廻ってからロンドンに入ります。



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