02.03.05:57 [PR] |
11.24.19:48 ポルトガル旅日記5 |
6日目:11月14日(金)
今日はゆっくり目にホテルを出発。昨日・今日とリスボンは雲ひとつないピーカンです
まずリスボンから西へ13kmのケルースに出掛けました。
ここにはポルトガルのヴェルサイユと呼ばれるケルース宮殿があります。
1747~1792年にかけて建てられた宮殿は、ヴェルサイユより小ぶりですが、
優美な部屋の数々をガイドさんの説明を聞きながら廻りました。
この部屋は寝室ですが、左側にベッドが置かれ、その側に置かれている
木製の高足の入れ物の中に入っている陶器のポット・・・
これは「おまる」です。当時のヨーロッパではトイレというものがなく、
宮殿であれ、庶民の家であれ、ポットの中身は外に捨てていたそうです
同じ時代の日本と比べると、文化度の高さ・清潔さ、あるいは識字度の高さなどで
いかに日本人が優れていたかがよく分かります。
次はさらに西のシントラへ。イギリスの詩人バイロンに「エデンの園」と称されたシントラは、
緑の山中に王宮や豪奢な城館などが散らばり、世界遺産になっています。
14世紀に建てられて以来、王家の夏の離宮として使われていた王宮を
見学しました。
2本の大きな煙突が立つのは台所で、高さは32mもあり、この下は石造りの
床になっていて、直接その上で火をたいて肉などを焼いたそうです。
この高い煙突が王様のご自慢だったとか・・・
次はさらに西の果て、ロカ岬に行きました。
ポルトガルの詩人カモンイスが詠んだ詩の一節、「ここに地果て、海始まる」と
刻まれた大きな碑があります。
荒涼とした岬の突端に立って、大西洋から吹き上げる
強風を受けると、あぁ、西の果てに来たんだ~!としみじみと実感します。
風の強い荒地に這うように群生していた多肉植物。
ところどころに綺麗な花が咲いていました。
これで旅程表の観光は全て終了し、夕方からは自由時間となりました。
ホテル近くのショッピングセンターでバスから降ろしてもらい、ショッピングへ・・・
1・2Fに200店以上ものお店やレストランなどが入ったSCで、どれだけ広いことか・・・
クリスマスの装飾がとても綺麗でした。
お土産プレゼントの帽子とオーナメント、ブログでお見せしたリングは
こちらで購入しました。
買い物のあとはツァーのお仲間8人で、このSC内のマデイラ料理のレストランで
夕食を取りました。みなそれぞれに好みのお料理を注文して・・・
私はこのお店のスペシャリテの牛肉の串焼きを頼んだのですが、
1mぐらいの金串にお肉を刺して直火で焼き、テーブルに備え付けてある
高いフックにつるすというもの。
もともとは月桂樹の枝に牛肉のぶつ切りを突き刺し、塩だけで味付けをして
炭火で焼くというマデイラ島の郷土料理だとか・・・
余分な油は下に落ち、塩だけで味付けされたお肉は旨みがいっぱいで美味でした。
付け合せのポテトはボールからよそおってくれるのですが、3~4個入れたところで
もう結構ですと言ったら、えぇ~?本当に?という顔をされました。
向こうの食事はボリュームが半端じゃないので、半分くらいしか食べられません。
旅行中は朝・昼・夕とキチンとした食事を取るので、加減をしないと胃を壊しそう・・・
ポルトガル料理は総じて日本人の口に合って美味しいと思いました。
特にタコやイワシのマリネや干しダラのお料理は美味しかったです。
干しダラの料理法は370種類近くあるとか・・・
グラタンなんか絶品でしたよ~
ポルトガルはお菓子も美味しかったです。
日本のエッグタルトにあたるパステル・デ・ナタは、パリパリのパイ皮の中に
カスタード風のなめらかなクリームが入ったもので、とても美味。
街角で焼きながら売っている焼き栗も、大粒で甘くてほんのり塩味がして
美味しかったですよ~
7日目:11月15日(土) 午前中にリスボンからフランクフルトを経由して日本へ。
8日目:11月16日(日) 夕方成田到着。
長々と綴った旅日記、お読みくださいましてありがとうございました。
「ポルトガルお土産プレゼント」は今晩12時まで受け付けます。
まだの方はぜひご応募お待ちしております。
「Beads Accessories 瑠璃色水晶」
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